ブログ初心者でも5分で完了！PhotoScape  Xでアイキャッチ画像をテンプレ化して効率化する方法

PhotoScape  Xでアイキャッチ画像をテンプレ化して効率化する方法をわかりやすくご解説します。

それではご覧ください。

PhotoScape Xでアイキャッチ画像をテンプレ化するメリット

ブログを運営していると、記事ごとにアイキャッチ画像を作るのは意外と時間がかかります。
毎回デザインを考えたり、文字を配置したりする作業は地味に大変ですよね。

そこでおすすめなのが、PhotoScape Xでアイキャッチ画像をテンプレート化する方法です。
テンプレ化しておくことで、デザインの統一と作業効率の両方を一気にアップできます。

作業時間を短縮して効率化できる

一度テンプレートを作っておけば、次からは「文字だけ差し替える」だけでOKです。
背景やレイアウトを毎回設定する必要がなく、5分以内で新しいアイキャッチ画像を作成できます。

ブログ更新のたびに画像編集に時間を取られていた人ほど、この効果を実感できるはずです。

デザインの統一でブログの印象がアップ

アイキャッチ画像のデザインを統一すると、ブログ全体の見た目がグッと整います。
記事ごとにバラバラな配色やフォントを使っていると、どうしても素人っぽい印象になりがちです。

テンプレートを使えば、一目であなたのブログだとわかる世界観を作ることができます。
ブランド感を出したい人にもおすすめです。

初心者でも簡単に扱える無料ツール

PhotoScape Xは、初心者でも直感的に操作できる画像編集ソフトです。
複雑なデザインスキルがなくても、「ドラッグ＆ドロップ」や「クリック操作」で簡単に編集できます。

しかも無料版でも十分に使える機能がそろっているため、コストをかけずに本格的なアイキャッチ作りが可能です。

「PhotoScape X」？…という方は、以下の記事を参考にぜひ導入してください。「おすすめです！」

PhotoScape Xの基本とテンプレート作成の準備

アイキャッチ画像を効率よく作るために、まず PhotoScape Xの基本 と テンプレートの土台作り を押さえておきましょう。

PhotoScape Xを起動して「写真編集」タブを開く

PhotoScape Xを起動すると、以下のようなメニュー画面が表示されます。

• 「写真編集」タブが開きます。

• 上部メニュー
  • 主要な機能（写真編集、一括編集、コラージュ、GIFなど）を選択できます。
• 左側パネル
  • PC内のフォルダーが表示され、編集したい画像を選択できます。
• 中央エリア
  • 選択した画像が表示され、編集作業を行うスペースです。
• 右側パネル
  • 各ツールの詳細設定や調整オプションが表示されます。

テンプレートを作成する際は、ここがメインの作業画面になります。

テンプレートに使うベース画像を用意する

まずはテンプレートの「土台」となるベース画像を用意します。
この画像は毎回共通で使うので、あなたのブログの雰囲気に合うものを選びましょう。

たとえば以下のような素材がおすすめです。

• シンプルな背景（白・淡いグラデーションなど）
• 自分のブログカラーに合わせた無地背景
• 写真素材サイト（例：Unsplash, Pexels, Pixabay）などで無料入手

テンプレートに使うベース画像（サンプル）

テンプレートは「見やすさと汎用性」がポイントです。
文字が映える落ち着いた背景を選ぶのがコツです。

画像サイズと形式（推奨：1200×630px）を確認

アイキャッチ画像を保存する前に、画像サイズと形式が適切かどうかを必ずチェックしましょう。
特にブログでは、表示崩れを防いだりSNSシェアで正しく表示させたりするために、サイズの統一がとても重要です。

推奨サイズ：1200 × 630px（横長）

このサイズを使うメリット

• WordPressのテーマで綺麗に表示されやすい
• SNSカード（OGP画像）でも最適に表示されやすい

テンプレートを作る段階でこのサイズに固定しておけば、どの記事でも統一感のあるアイキャッチが作れます。

画像のサイズ確認や変更は、PhotoScape Xの「編集」→「サイズ変更」から簡単に行えます。

PhotoScape Xを使った画像サイズの変更方法はこちら

記事用アイキャッチの推奨保存形式：WebP（ウェッピー）

ブログに掲載するアイキャッチ画像は、WebP形式で保存するのがおすすめです。
WebPは JPEG よりも軽く、PNG よりも高画質を保ちやすい “次世代画像形式” で、WordPress でも標準サポートされています。

WebPを使うメリット

• ページの読み込みが速くなる
• 画像が多い記事でも軽いまま
• 画質を保ちながら容量を抑えられる

特にブログ初心者のうちは「画質はキレイなのに、表示が速い」ことがとても重要です。
SEOにも好影響があるため、記事に載せるアイキャッチは WebP に統一するのがベストです。

テンプレート用の保存形式：PSXPRJ（PhotoScape X形式）

アイキャッチのテンプレートとして保存する場合は、PhotoScape X専用形式の「PSXPRJ」で保存するのが最適です。

PSXPRJ形式は、次の編集データをそのまま残せるプロジェクト形式です。

• テキスト
• 配置した画像
• 図形や装飾
• レイヤー構造

つまり、次回アイキャッチを作るときに、タイトル文字や色だけをサッと差し替えるだけで、5分で新しいアイキャッチが完成します。

効率化するために、テンプレートは PSXPRJ形式で保存 → 使い回し する流れがおすすめです。

アイキャッチ画像をテンプレ化する手順

ここからは、実際にPhotoScape Xを使ってテンプレートを作る手順を解説します。

慣れてしまえば、最初の設定だけで今後のアイキャッチ作成が一気に時短化できます。

❶ ベースデザインを作る（背景・枠・ロゴなど）

1. ベース画像を開く
   • 「編集」モードで先ほど用意した背景画像を選択します。（この記事では無地：白）
     これがテンプレートの土台になります。
2. 枠線を追加する（任意）
   • 「挿入＞フレーム」から「フレーム・境界線」のサブメニューで白や黒の枠を配置すれば、画像が引き締まった印象にすることができます。ブログの雰囲気に合わせて角丸や影を加えてもOKです。
3. イメージ画像を配置
   • 「挿入＞イメージ」からイメージ画像を読み込み、テキストが見ずらくならない位置に配置します。
     毎回同じ位置に置くことで、ブランドの統一感を出せます。

フレーム

境界線

イメージ画像の配置

❷ テキスト部分を配置して調整する

1. 「挿入＞テキスト」を選択
   • アイキャッチのタイトルとなる文字を入力します。
     フォントは「見やすさ重視」で、太字系やゴシック体が無難です。
2. 文字サイズ・位置を整える
   • タイトル文字が中央に来るようにバランスを取りましょう。
     文字の後ろに半透明の帯を入れると、背景とのコントラストが出て読みやすくなります。
3. 影や縁取りを活用
   • PhotoScape Xでは「影」「アウトライン」を簡単に設定できます。
     白文字×影（黒）や、黒文字×縁取り（白）など、読みやすさを最優先に設定します。

テキストの配置

❸「名前を付けて保存」でテンプレート化する

テンプレートが完成したら、最後に保存します。

1. 右下の「保存」ボタンをクリック
2. 「名前を付けて保存」を選択
3. ファイル名に「_template」などを付けてわかりやすくしておく
   • 　例）eyecatch_template.psxprj

今後はこのテンプレートを開いて「文字を差し替えるだけ」で、新しいアイキャッチ画像が数分で作れるようになります。（※ 記事に挿入するのアイキャッチ画像は、WebP形式で保存する）

テンプレートを使って新しいアイキャッチを作る方法

一度テンプレートを作成しておけば、次からは新しい記事用のアイキャッチを 数分で作成 できます。

ここでは、既存テンプレートを使って効率的に画像を作り替える手順を解説します。

テンプレートを開いてタイトル部分だけ差し替える

1. PhotoScape Xを起動し、「編集」モードを開く
2. 作成済みのテンプレート画像（例：eyecatch_template.psxprj）を選択
3. 「テキスト」エリアをクリックして、記事タイトルに合わせて文字を編集
4. 編集後は、記事用のわかりやすいファイル名に変更し、WebP形式で保存する

これだけで、次の記事用のアイキャッチがほぼ完成！文字だけ差し替えるだけでOKなので、5分もかかりません。

画像や色を変更して新記事用にアレンジ

記事の内容に合わせて、少し雰囲気を変えたい場合は、背景画像や文字色をアレンジすると効果的です。

たとえば、カテゴリーやタグごとに色味を少し変えておくと、読者が「どのジャンルの記事なのか」をひと目で判断しやすくなります。

• 背景を変更する：「挿入」→「写真」から別の背景画像を配置
• 色合いを変更する：「フィルター」→「カラー」調整でトーンを変更
• 部分的に装飾する：「図形」や「スタンプ」でアクセントを追加

ポイントは、デザイン全体の統一感を崩さない範囲で変更することです。
同じフォントやレイアウトを保てば、ブログ全体がきれいにそろって見えます。

書き出し時のおすすめ設定（WebP）

アイキャッチが完成したら、仕上げとして保存設定を確認しましょう。

1. 右下の「保存」ボタンをクリック
2. 「名前を付けて保存」を選択
3. ファイル形式を「WebP」に設定
4. ファイル名に記事タイトルやID番号を含めると整理しやすい
   • 　例：1234_eyecatch_photoscape-template.WebP

アイキャッチ画像を効率化するコツとデザインのポイント

テンプレートを使えば作業時間は大幅に短縮できますが、ちょっとした工夫で「デザイン性」と「見やすさ」もグッと向上します。

ここでは、初心者でもすぐ実践できるコツを紹介します。

文字の可読性を上げるコツ

アイキャッチは、記事の内容を一瞬で伝える「顔」です。
どんなにデザインが良くても、文字が読みにくいと意味がありません。

✅ 読みやすくするポイント

• 背景と文字のコントラスト（明暗差）を強くする
• 文字の背後に半透明の帯（黒・白）を入れる
• 文字数を減らして、タイトルの要点だけ載せる
• スマホ画面でも見やすい太字フォントを選ぶ

この4つを意識するだけで、完成度が大きく変わります。

ブログ全体の世界観をそろえるデザイン例

テンプレートの良さは「デザイン統一」にあります。
毎回の配色やレイアウトを変えすぎると、統一感が失われてしまいます。

統一感を出すポイント

• 背景色を1〜2色に固定（例：白＋アクセントカラー）
• フォントを常に同じ書体にする（例：Avenir / ヒラギノ丸ゴ ProN）
• ロゴやアイコンを固定位置に配置する

これを続けるだけで、ブログ全体が「プロっぽい印象」に変わります。

無料フォントや素材サイトの活用法

テンプレートを作るときに使える、無料で商用利用OKなサイトをいくつか紹介します。

• フォント素材
  • Google Fonts（https://fonts.google.com/）
  • フォントフリー（https://fontfree.me/）
• 画像・写真素材
  • Unsplash（https://unsplash.com/）
  • Pexels（https://www.pexels.com/ja-jp/）
  • Pixabay（https://pixabay.com/ja/）

これらを組み合わせれば、おしゃれで統一感のあるアイキャッチ画像が作れます。

まとめ！テンプレ化でアイキャッチ作成を“時短＆統一”しよう

ブログ初心者にとって、毎回アイキャッチ画像をゼロから作るのは大変な作業です。
でも、PhotoScape Xを使ってテンプレートを一度作っておけば、
次からはわずか5分で新しいアイキャッチを作成できます。

この記事で紹介したポイントをおさらいすると…

• PhotoScape Xは無料で使える初心者向けの画像編集ツール
• テンプレートを作れば作業効率が大幅アップ
• デザインの統一でブログ全体の印象が整う
• 文字の可読性と配色バランスを意識する
• TinyPNGなどで圧縮してサイト表示を軽く保つ

テンプレ化を取り入れるだけで、記事更新がぐっとラクになります。
デザインに悩む時間を減らして、「記事を書く時間」に集中しましょう！

この記事がお役に立てば嬉しいです。

「最後まで、ご観覧いただきありがとうございました。」
また、次の記事で…お会いしましょう。＼^^／