こんにちは "osaboo"です。"@osaboo_Bot"
初心者でも簡単!FileZilla(ファイルジラ)の導入から使い方まで徹底解説

FileZilla(ファイルジラ)の導入から使い方までを、FTPソフト初心者向けにわかりやすく解説します。

FTPソフト選びで迷っていませんか?…
FileZillaなら無料で高性能、初心者でも簡単に使えます!^^/
FileZilla(ファイルジラ)は、初心者でも使いやすく、多くのユーザーに支持されているFTPソフトです。
この記事では、FileZillaの導入から基本的な使い方までをわかりやすく解説!
公式サイトからのダウンロード方法やインストール手順、初期設定、ファイル転送の基本操作を画像付きで詳しくご紹介します。
この記事で、FileZillaをしっかりマスターしちゃいましょう!
- 初めてFTPソフトを使う
- FileZillaのインストール方法が知りたい
- サーバーとの接続方法を学びたい
- ファイル転送の基本操作を知りたい
- FileZillaのダウンロード・インストール方法
- 基本的な初期設定とサーバー接続の手順
- ファイルのアップロード・ダウンロードのやり方
それではご覧ください。
FileZillaとは?
FileZillaは、FTP(File Transfer Protocol)を使用して、ローカルPCとWebサーバーの間でファイルを転送するためのソフトウェアです。
公式サイトから無料でダウンロードでき、日本語にも対応しているため、初心者でも安心して使用できます。
FileZillaの主な特徴
- 無料で利用可能
- FileZillaはオープンソースソフトウェアであり、誰でも無料でダウンロード・使用できます。
- シンプルで直感的な操作画面
- ドラッグ&ドロップでファイルを簡単にアップロード・ダウンロードできるため、初心者でも扱いやすいです。
- 多様なプロトコルに対応
- 標準のFTPだけでなく、SFTP(SSHを使用した安全な転送)やFTPS(SSL/TLSによる暗号化転送)にも対応しており、セキュリティ面も安心です。
- 大容量ファイルの転送が可能
- 複数のファイルを一括でアップロード・ダウンロードでき、サイズが大きいファイルの転送もスムーズに行えます。
- Windows・Mac・Linuxに対応
- 主要なOS(Windows・Mac・Linux)に対応しており、どの環境でも使用できます。
FileZillaを使うメリット
- 無料で高機能なFTPソフトを利用できる
- セキュリティが強化された通信方式(SFTP、FTPS)にも対応
- 操作が簡単で、初心者でもすぐに使いこなせる
このように、FileZillaは無料ながら高機能で、初心者にも優しいFTPソフトです。
次の章では、実際にFileZillaをインストールする手順について詳しく解説していきます!
FileZillaのダウンロードとインストール
FileZillaは、公式サイトから無料でダウンロードでき、簡単にインストールできます。
この章では、Windows・Macそれぞれのダウンロード手順とインストール方法を詳しく解説します。
- FileZillaのダウンロード方法
- FileZillaのインストール方法
それではご覧ください。
FileZillaのダウンロード方法
- 公式サイトにアクセス
- 「Download FileZilla Client」をクリック
- OSに合ったバージョンを選択
❶ 公式サイトにアクセス
FileZillaの公式サイト(https://filezilla-project.org/)にアクセスします。


❷「Download FileZilla Client」をクリック
FileZillaには「Client(クライアント版)」と「Server(サーバー版)」があります。
通常、ファイル転送のために使用するのは「FileZilla Client」なので、こちらを選びます。(左側)


❸ OSに合ったバージョンを選択
Windows、Mac、Linuxの各OSに対応したバージョンが用意されているので、自分の環境に合ったものを選んでダウンロードします。
Windowsの場合:「FileZilla_xxx -setup.exe」
Macの場合:「FileZilla_xxx .app.tar.bz2」


- 上画面の下側に「Linux」が続きます。「必要な方は確認してください」
FileZillaのインストール方法
インストールはとても簡単です。「ご紹介しなくても良いくらい(笑)^^; 」
Windowsの場合
- ダウンロードしたファイルを開く
- ダウンロードした「FileZilla_Installer.exe」をダブルクリックして実行します。
- セットアップウィザードが起動
- 「Next(次へ)」をクリックして進みます。
- インストールの種類を選択
- 「Anyone who uses this computer(すべてのユーザー)」または「Only for me(自分だけ)」を選択できます。通常はどちらでもOKです。
- インストール先を指定
- 特にこだわりがなければ、デフォルトのままで「Next」をクリックします。
- 追加コンポーネントを選択
- デスクトップショートカットを作成するかなどのオプションが表示されます。必要に応じてチェックを入れて「Next」をクリック。
- インストール開始
- 「Install」をクリックするとインストールが開始され、完了すると「Finish」ボタンが表示されます。
Macの場合
- ダウンロードしたファイルを開く
- 拡張子が「.tar.bz2」の圧縮ファイルをダブルクリックして解凍します。
- アプリケーションフォルダへ移動
- 解凍された「FileZilla.app」を「Applications」フォルダにドラッグ&ドロップします。
- 起動確認
- 「アプリケーション」フォルダ内の「FileZilla」を開き、正常に動作することを確認します。
FileZillaのインストールが完了したら、次は基本的な初期設定を行います。サーバー接続に必要な情報の入力や、接続テストの方法については、次の章で詳しく解説していきます!
FileZillaの初期設定
FileZillaのインストールが完了したら、最初に接続設定を行いましょう。
この章では、基本的な初期設定の手順をわかりやすく解説します。
- FileZillaの起動とインターフェースの確認
- サーバー情報の登録(サイトマネージャーの設定)
それではご覧ください。
FileZillaの起動とインターフェースの確認
FileZillaを起動すると、以下のような画面が表示されます。


主な画面構成
- 上部メニュー … 設定や接続に関するオプション
- クイック接続バー … 一時的にFTP情報を入力して素早く接続可能
- ローカルサイト(左側) … PC内のファイルやフォルダが表示されるエリア
- リモートサイト(右側) … 接続したサーバー内のファイルやフォルダが表示されるエリア
- 転送状況(下部) … ファイル転送の進行状況やエラーを確認
初回起動時に特別な設定は不要ですが、次のステップでサーバー接続を設定します。
サーバー情報の登録(サイトマネージャーの設定)
FileZillaで頻繁に使用するサーバーの情報を「サイトマネージャー」に登録しておくと、毎回FTP情報を入力せずにすぐ接続できます。
サイトマネージャーの設定方法
⒈ サイトマネージャーを開く
サイトマネージャーを開く方法:その1
上部メニューの『ファイル>サイトマネージャー(S)』をクリックします。


サイトマネージャーを開く方法:その2
ショートカットキー『Ctrl + S(Windows)/ Command + S(Mac)』を押します。
サイトマネージャーを開く方法:その3
起動中の画面の左上の『アイコン』をクリックします。


⒉ 新しいサイトを追加
『新しいサイト(N)』をクリックし、サイト名(例:自分のブログ名など)を入力します。


⒊ サーバー情報を入力
以下の情報を入力します。(前の画面を参照)
項目 | 設定内容 |
---|---|
プロトコル(T): | 「FTP – ファイル転送プロトコル」を選択 |
ホスト(H): | FTPサーバーのアドレス(例:ftp.example.com) |
ポート(P): | 空白のままでOK(自動検出) |
暗号化(E): | 「使用可能なら明示的なFTP over TLSが必要」を選択 |
ログオンタイプ(L): | 「通常」を選択 |
ユーザー(U): | FTPアカウントのユーザー名 |
パスワード(P): | FTPアカウントのパスワード |
⒋ 設定を保存し、接続テスト
サーバー情報を入力したら『接続』をクリックして、サーバーに問題なくアクセスできるか確認します。(前の画面を参照)
接続成功すれば、FileZillaの初期設定は完了です!
転送設定の最適化(オプション設定)
FileZillaでは、デフォルト設定のままでも問題なく使えますが、よりスムーズなファイル転送を行うために、いくつかのオプションを調整しておくと便利です。
1. 転送速度制限の解除
上部メニューの『編集>設定(S)」をクリックします。


ページの選択(P):以下にある『転送』をクリックします。
「同時転送数」→『最大同時転送数』を「5~10」に設定(デフォルトは2)


これにより、一度に複数のファイルを転送でき、作業スピードが向上します。
2. タイムアウト設定の調整
デフォルトでは接続が一定時間で切れることがあります。
ページの選択(P):以下にある『接続』をクリックします。
「タイムアウト」→「タイムアウト(秒)」を「30→60」に変更(デフォルトは20)


これにより、接続が途切れにくくなります。
ここまでの設定が完了すれば、FileZillaをスムーズに使える環境が整いました!
次のステップでは、実際にサーバーへのファイルアップロードやダウンロードの方法を解説していきます。
FileZillaの基本的な使い方
FileZillaの初期設定が完了したら、実際にファイルのアップロードやダウンロードを行ってみましょう。
この章では、基本的な操作方法をわかりやすく解説します。
- FileZillaの画面構成を確認
- サーバーに接続する
- ファイルをアップロードする方法
- ファイルをダウンロードする方法
- ファイルの削除・名前変更・パーミッション変更
- 転送エラーの対処法
- 使い方のポイントまとめ
それでは順番に見ていきましょう。
STEP1
FileZillaの画面構成を確認
FileZillaでは、ローカル(PC)とリモート(サーバー)の間でファイルを転送します。
画面の主な構成
- ローカルサイト(左側) → PC内のフォルダやファイルを表示
- リモートサイト(右側) → 接続したサーバー内のフォルダやファイルを表示
- 転送状況(下部) → 転送中のファイルやエラーを確認
基本的な操作は、ドラッグ&ドロップでファイルを移動するだけなので簡単です。
転送イメージを以下で確認してみてください。
サーバーからPCへダウンロード


PCからサーバーへアップロード


STEP2
サーバーに接続する
FileZillaでサーバーに接続する方法は2つあります。
クイック接続でサーバーにアクセス その1:
- 起動画面上部の「クイック接続バー」にFTP情報を入力
- ホスト(H):FTPサーバーのアドレス(例:ftp.example.com)
- ユーザー名(U): FTPアカウントのユーザー名
- パスワード(W):FTPアカウントのパスワード
- ポート(P):空白のままでOK(自動検出)
- 「クイック接続(Q)」ボタンをクリック
- サーバーに接続できると、リモートサイト(右側)にフォルダが表示される
- この方法では、FTP情報が保存されないため、毎回入力が必要になります。
サイトマネージャーを使って接続 その2:
頻繁に使うサーバーは、サイトマネージャーに登録すると便利です。
- 「ファイル」→「サイトマネージャー」を開く
- 設定したサイトを選択し、「接続」をクリック
- サーバーへアクセス完了!
サイトマネージャーを使うと、次回から簡単に接続できます。
STEP3
ファイルをアップロードする方法
サーバーにファイルをアップロードする手順は以下の通りです。
アップロードの手順
- ローカルサイト(左側)でアップロードしたいファイルを選択
- リモートサイト(右側)でアップロード先のフォルダを開く
- アップロード方法
- ドラッグ&ドロップ … ローカルサイトからリモートサイトへを移動
- 右クリック→「アップロード」 を選択
アップロードが開始され、下部の「転送状況」に進行状況が表示されます。
アップロードのポイント
- public_htmlフォルダ内にアップロード(WordPressの場合)
- ファイル名を半角英数字にする(日本語ファイル名はエラーの原因に)
- 必要なフォルダ構成を維持する(間違えるとサイトが正常に動作しない)
STEP4
ファイルをダウンロードする方法
サーバーからPCにファイルをダウンロードする手順もほぼ同じです。
ダウンロードの手順
- リモートサイト(右側)でダウンロードしたいファイルを選択
- ローカルサイト(左側)で保存したいフォルダを開く
- ダウンロード方法
- ドラッグ&ドロップ … リモートサイトからローカルサイトへ移動
- 右クリック→「ダウンロード」 を選択
ダウンロードが開始され、下部の「転送状況」に進行状況が表示されます。
完了すると、PC内にファイルが保存されます。
ダウンロードのポイント
- バックアップを取るときに活用(重要なファイルは定期的にダウンロード)
- サーバー上のファイルを誤って削除する前にコピー
STEP5
ファイルの削除・名前変更・パーミッション変更
FileZillaでは、ファイルの削除や名前変更、パーミッション(アクセス権限)の変更も可能です。
ファイルを削除する
- 削除したいファイルを右クリック
- 「削除」 を選択
- 確認メッセージが出るので「OK」をクリック
ファイル名を変更する
- 変更したいファイルを右クリック
- 「名前変更」 を選択
- 新しい名前を入力して「Enter」キーを押す
パーミッション(アクセス権)の変更
- 権限を変更したいファイルを右クリック
- 「ファイルのパーミッション」 を選択
- 数値を入力(例:644や755)
- WordPressの「wp-config.php」など重要なファイルのパーミッション設定は慎重に!
STEP6
転送エラーの対処法
ファイル転送中にエラーが出ることがあります。よくあるエラーと対処法を紹介します。
「接続できない」「タイムアウトする」場合
- FTP情報を確認(ホスト・ユーザー名・パスワード)
- ポート番号を21に設定(デフォルトは空白でOK)
- サーバー側のFTP接続制限を確認
「アップロードが途中で止まる」場合
- 転送モードを「パッシブモード」に変更
- 『編集>設定』→『接続>パッシブモードを使用』
- 同時転送数を減らす
- 『編集>設定』→『転送』→『最大同時転送数を3~5に設定』
「パーミッションエラー」場合
- ファイルのパーミッションを適切な値に変更(例:755, 644)
- サーバー側の設定を確認(管理画面で制限がかかっていないか)
STEP7
使い方のポイントまとめ
FileZillaの基本的な使い方として、以下のポイントを押さえておきましょう。
- サーバー接続は「クイック接続」と「サイトマネージャー」がある
- ファイルのアップロード・ダウンロードはドラッグ&ドロップで簡単
- 誤操作を防ぐために、重要なファイルはバックアップを取る
- エラーが出た場合は、設定を確認して適切に対処する
まとめ!初心者でも簡単!FileZilla(ファイルジラ)の導入から使い方まで徹底解説
FTPクライアントソフト「FileZilla(ファイルジラ)」の導入から基本的な使い方までを初心者向けに詳しくご紹介しました。
FileZillaは、無料で利用できる高性能なFTPソフトです。初心者でも簡単に扱え、FTPを使ったファイル管理がスムーズに行えます。この記事がお役に立てば嬉しいです。
「最後まで、ご観覧いただきありがとうございました。」
また、次の記事で…お会いしましょう。\^^/